ABOUT - 69Artについて
CONCEPT
69Art(ロクキューアート)は、陰陽五行論・六十干支にまつわるデザイングッズのお店です。
六十干支や宿命をアートにして、グッズとしてデザインしました。
これらのグッズをきっかけに、自分の宿命や学問について知ったり、学ぶことが楽しくなったりしたらいいなと思い取り組んでいます。
運営者
デザイン事務所 ポエジー代表
宿命鑑定師/陰陽五行論師範
水野桂輔
1979年生まれの哲学系ポエマー、愛知県出身。
日干支は「辛酉」、主星「鳳閣星」。
幼少期ははつらつとしつつも、思春期から心の調子をくずし精神を病む。
精神薬でしのぎながらフリーターとしてバイトを掛け持ちしながら、バンド活動などもする。
27歳で遅めの就職、初めての社会人としてウェブ制作の道に。
仕事をしながら「今のままでいいのか」と自問自答し、自己啓発、人間の精神世界に興味を持つ。
自己探求が高じて、2015年、35歳になる歳に独立起業、デザイン事務所 ポエジー創業。
ひょんなことから手相占いに出会い、それをきっかけとして占いや東洋の思想に興味を持つ。
2017年に康仁塾(旧名称:陰陽五行論塾)に入塾、宿命の読み方を学び始める。
持ち前の好奇心で雑食的に学び、何をしている人だかわからなくなるものの、それが自分のスタイルだと開き直る。
宿命鑑定師、女装占い師、デザイナー、経営相談所でのアドバイザーなどいくつかの顔を持ちながらマイペースに活動。
そんなこんなで、今に至る。
立ち上げの想い
—何かに導かれるようにして
69Artのオンラインショップにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。運営者の水野桂輔です。思えば、気づいたら自然とこのプロジェクトに取り組んでいたような感覚があります。少し不思議な感覚ですが、何か目には見えない流れのようなものに運ばれて、こうして宿命に関するアートグッズを作り、今こうしてオンラインショップ立ち上げの、最終仕上げに取り組んでいるような。
陰陽五行論を学び始めて、これで6年が経ちました。学びはそれはもう楽しいもので、「よく続けられますね」と言われることもありますが、自然と生活の一部になっているようなものでした。それで、ちょうど1年と少し前にAIがアートを描く技術に触れて、宿命をAIアートで描く取り組みを始めました。これも、ほんの思いつきだったのですけどね、見たことのないボタンがあれば押して見てくなるような気持ちで、「AIに宿命を描かせたらどうなるのかしら?」そんな実験的な取り組みでした。
出来上がったアートを、Facebookの友達や学びの仲間に見せたら、これはいいぞ!という手応えを得て、しばらくは寝る間も惜しんでアートを生成する日々でした。次第に、デジタルデータで出来上がるアートを、印刷して飾るともっといいじゃないか。それが69Artの原点でした。ちょうど1年前のことになるかなと思います。
それまでグラフィックデザインの仕事をしていましたから、どうやって印刷物を作ったら良いかはすでに知っています。しかし、作り方はわかってもたくさんのアートを印刷するには、印刷費というハードルがありました。そこで思いついたのがクラウドファンディングという手段でした。支援を呼びかけて、もし自分がやろうとしている取り組みが受け入れられるなら、支援金は集まるだろうと。
結果は大成功でした。取り組むにあたり、大きな不安と葛藤を抱えてのチャレンジでしたが、多くの方に支えられていることを実感できた、良い機会となりました。クラウドファンディングについては、まだプロジェクトページも残っていますし、支援いただいた方の一覧ページもありますのでご覧ください。
—世の中にないものを生み出したい
話は少し変わりますが、このプロジェクトに取り組む動機の一つに「世の中にないものを作りたい」という想いがあります。モノが溢れている時代ですから、大抵のものは揃っていて、色んな人が色んなものを作っています。だから、誰かがすでに作っているものはその人が作るのがよくって、自分の出る幕ではないだろうな、という考えです。
そんな視点で見てみると、陰陽五行論や算命学を、こうしたグッズとして販売している人は、自分が調べて見た限りではほとんどなかったんです。これは、自分が取り組む意義があるぞ!と、情熱を燃やすきっかけとなったのでした。反面、世にないものということは、それを欲しいというニーズもないんじゃないか?とも考えられるわけで、そういった意味でもクラウドファンディングは世の中に問いかけてみるという意図もありました。
発明と実験、そして試作。それが、このプロジェクトのコンセプトでもあります。それは、「宿命を知る人を増やす」ために、このグッズが役に立つのかどうか?ということを、世の中に問うことになります。クラウドファンディングでは、一定の支持を得ることができましたが、この先はどうか。もし、世に受け入れられるなら、後に続く人が現れて欲しいとも思います。
今回、ここで販売を始めることになったアートグッズたちは、限られた時間の中でバタバタと制作を進めたものばかりです。完璧というには程遠く、未熟な商品たちだなとも思います。後になってから、「ああもっとこうしておけばよかった」という点も多々あります。それでも、「まずは誰かがその一歩を踏み出さなければ」、そんな想いで細かい部分には目をつむって進めたところもあります。
そんな、迷いと葛藤と隣り合わせの状態で生まれた、いわばプロトタイプ(初号機)とも呼べる商品たちですが、ぜひ何かに活用していただければ幸いかなと思います。そして願わくば、これらのグッズがあることで、自分の宿命を知る人が増えたり、学問を学ぶ人たちが学びやすくなったら、自分が何かをやった意義を感じることができるかなと思います。
発明と実験だとお伝えしましたが、これらのグッズを使う皆さまも、共同実験者ということになりますね(笑)。ぜひ、使ってみた感想をフィードバックいただけるとありがたいです。すでに、この69Artの商品には、多くの方の意見が取り入れられています。今後、どんな展開が待ち受けているか、自分でもわかりませんが、あなたの一言が、新たな発明のきっかけになるかもしれません。
長くなってしまいましたが、以上、プロジェクト立ち上げの想いでした。お読みいただき、ありがとうございました。
2023年10月5日 水野桂輔